【見た】終身犯

終身犯終身犯
Bired Man in Alcatraz(1962)
バート・ランカスター
ユナイト映画

NHK-BS2 衛星映画劇場より

邦題が渋い。
「アルカトラズの鳥男」なんていう邦題じゃかっこ悪いしね。
今リメイクするなら、邦題はさしずめ「バードマン」と言った
ところか。これも悪くないような。

終身刑となった殺人犯、ふとしたきっかけで小鳥の研究を
独房で始め、やがて囚人でありながら
鳥類学の世界的権威にまでのぼり詰める。
原題に「アルカトラズ」とあるけど、
実際にアルカトラズ刑務所のシーンは2時間半ある映画の中で
後半20分程度。しかも入所してすぐに暴動が起こってしまう。

この映画を見て、「アメリカの刑務所は日本と比べて
結構自由な環境なんじゃないのかな?」と気づいた。

日本の刑務所では、せいぜい「獄中で手記をつづった」
ぐらいしか出来ることがないけど、
アメリカの刑務所では獄中で本を書くなんて日常茶飯事。
それが大ヒットしてやがては世論を動かし
釈放に至った人が何人も居るらしい。
そのほかにも、獄中から外へ色々指示して株式投資してる人とか
ビジネスを起こしている囚人も居るらしい。
自由の国アメリカは刑務所の中まで自由奔放な悪寒。