【志摩し】マリみてを読む【マーチ】

マリア様がみてる (コバルト文庫)マリア様がみてる
(1998)
今野 緒雪


読みました。中央道昼特急の車内でリクライニングをドカーッと倒した状態で。

なんといっても、祥子お姉さまの「完璧すぎる」人物像に脱帽。
その他のキャラクターも設定がまた現実離れしたゴージャスな設定だが
まあ、そこはライトノベルだし人物像にリアリティがないのもまたいいところ。

そもそも、女性が自分の気に入った年下の同姓を妹として迎えて、
徹底的に乙女としての作法を叩き込むだけでなく、プライベートでも
友人関係を超えた密な関係を持つという「スール」制度
さらに、それに関連して、登場人物の通名がカタカナばかりでややこしい
(ロサ・キネイシス・アン・ブートゥンとか)ので、初めて読む人は
前のページをめくりなが少しづつ読まないと途中から物語についていけなくなり、
目を回しながら読むことになるであろう。

最近知ったが、アニメ版の声優のキャストにあの能登麻美子氏が。
少し意外だ。