【見た】デス・レース2000

デス・レース2000デス・レース2000
Death Race 2000 (1976)
デヴィッド・キャラダイン

テレビ東京 バリ・シネより

なんだか、2chの映画総合板にある「テレビ東京の映画スレ」で
「ついにあの"デス・レース2000年"が放送されるらしいぞ」と
ウハウハザブーン級の盛り上がりだったので見てみた。

まあ、評判どおりストーリーが、映像が、そして出演陣がカオスwww
盛り上がるのもなんとなく分かった。っていうか実況したかった。
まあ、こんなブラックユーモア満載の映画ド深夜にしかやれないだろうな。

そもそも「アメリカ連邦」という独裁国家が成立している、という設定に
かなり無理があるが、そんなの気にしないし関係ねえ。
とにかく、沢山人を殺せばそれでいい、とんなカルト映画。
2000年が舞台の映画をこの2007年に見るっていうのも
何か変な気分だ。ま、2000年になっても空飛ぶ車は走ってないし
核戦争は起こってないし、結局24年前の人が想像した
2000年っていうのは大きく予想を外れてしまったわけだ。

「車で人を轢いて殺す」のがメインだが、撮影技術とか特殊効果、小道具が
未熟で、今のCGバリバリの映像よりグロいように見える。
血がブシャーって噴き出るシーンも血糊のほうがリアルだし。

そもそも「女子供をひき殺せ得点がたまり優勝できる」
っていうカーレースを題材にしたストーリーって時点で
今製作したら絶対にどこかしらからゴルァが来そう。
そしてラジー賞へまっしぐらw

おっぱい!おっぱい!
今では殆ど見かけなくなった「ポルノ映画ではないけどおっぱいが出てくる」
映画でもあるんだな、これが。しかもゆっさゆっさと大胆に。
こんな点も70年代の映画ならではだと思う。

最後のシーン「暴力はいけない」みたいな方向にもっておきながら
そういうオチはありかよ!とたらこパスタ噴いてしまった。