【卒倒】ことでん・旧車祭り【必至】

なにやら茶色い電車が地元のローカル私鉄から消えるみたいなので、
「だってやって(ry」の中の人に連れられて撮りに行ってみた。

「じゃあ明日はいつもの鉄橋ポイントに集合ね」
おいおい、明日は気温34℃の予想だぞ、
そんな日に日陰も特に無いあんな所で
撮り鉄なんかしたらみんな熱中症で倒れるぞ。

不安が的中したのか、旧型車両イベントでは
必ず大量に集まる一眼レフ持ちが今回はあまり居ない。
そりゃそうだ、こんな暑い日に一眼レフと銀箱なんか
もって走り回れば相当鍛えた人じゃなければ倒れてしまう。

だが、鉄たちの本当の目的は撮影ポイントの
確保ではなかったようだ。

その撮影スポットの近所にある車両工場には
もう鉄の人だかり、通称「鉄だかり」が。
走り終わって車庫や留置線内で休憩している
大正製の旧型車両がそこにはドドンと鎮座していた。

こりゃ鉄にとっては苦労しなくてもレアな旧型車両を
押さえる絶好のチャンス。
鉄たちが響かせる熱いシャッター音がこだましていた。

個人的にはローカル私鉄の旧型車両より
都会を走ってる大手私鉄などの通勤型車両
(特に地下鉄の車両とか)が好きなので
あまり熱心には撮影しなかったが、一緒に行った
例の彼が言うには「旧型車両を見るとなんか落ち着く」
「心がホッとする」とかいいながら車両に頬ずりしていた。
鉄もいろいろか。