【M$】KB912945【クオリティ】

日本時間の4月12日未明に公開されるパッチは、
Windowsの5つの脆弱性に対してのものだ。

具体的には、Windows Media PlayerFlash Playerなどを
IE上で表示させる際に、その上でユーザーがボタンなどを
操作する前に、操作を許可する動作がワンクッション必要となる。
例えば、embedタグ、objectタグ、それにappletタグで
組み込み表示させたWebページでは、
「このコントロールをアクティブ化して使用するには
クリックしてください」というバルーンヘルプが
出るようになるのだ。

なお、このActiveXの挙動の変更だが、
特許権侵害であるとして米Eolas Technologiesが
訴訟した件に対応するもので、
本来、セキュリティの問題とは関係ない。
特許上のクレームの問題で、外部ファイルにスクリプトを出すと、
この特許を回避できる、ということのようだ。

ちなみに、このEolasは、従業員1名、自らはソフトウエア製品の
開発や販売を行なっておらず、特許ロイヤリティなどによる収益を、
従業員と100人ほどの投資家に還元するための企業であるようだ。
- Impress Internet Watch

今、ちょっと学校関係の野暮用があってFlash Video入りの
Webページを作ってるんだけど、
このパッチのお陰で深夜に3時間も格闘した。
結局は「外部ファイルにスクリプト」対策で
いとも簡単に解決した訳だけど、まあ一言で言うと
「お前何してんねん」と。
ゲイツ&メリンダのMicrosoftが従業員1名のベンチャー企業
運悪く絡まれ、なるがままになってしまった悪い例。
こんな簡単に外部からいちゃもんをつけられるのなら、
北朝鮮辺りが今度MSに訴訟を起こして大暴れしそうw

まあ、ぶっちゃけ言うと自分はいつもFirefoxを使ってるから
IEがこんな大変な事になっていると言う事を今初めて知った。

そこのお前、そうお前だよ。
IE経由でFlashQuicktimeを見るときに、
「このコントロールをアクティブ化するには・・・・」
って出てこないか?それが「MSクオリティ」なんだよ。